みなさん、書道って小学校や中学校で教わりましたか?
書道って、大変でしたよね。
汚れるし、筆の扱いは難しくて上手く書けない。
「書けばいいだけ」なんて簡単に思っていたのは間違いだ〜!なんて思われた方いませんか?
わたし、思いましたよ(^ ^)
わたしは小学校入って間もない頃、近所にあった書道教室に通うようになりました。
正確には、通わされた(笑)
筆を手にし、初めて書道というものに触れました。
書道は厳しく、達成感などなく、わたしにとって楽しいものではなかった。
通わされている感でいっぱいでした。
けれども、習っていたおかげで、学校の授業では抵抗なく書けました。
これはありがたかった。書けるという安心感から、授業を受ける緊張感もなかった。
余裕持って授業を受けられるって、大事なんだなぁ〜と実感しました。
予習して臨んでいたら、学校の成績もよかったのかしらぁ〜というのは後の祭りです!
わけわからなくて、理解できなくて、ついていけなくなって・・・落ちこぼれになるという見本のようなわたしです。
あ!また話が脱線しました〜書道の話に戻しますね。
みんな授業で習った書道、字は人を映す
子供の頃習っていた書道。
極めることなく、中途半端でやめました。
引っ越しで教室が変えられたことを理由にして、行きたくないだとか。
帰りが夜遅くなるから、しんどいだとか。
なんとか理由をつけて、行きたくないアピールをして。
そのうち辞めさせてもらったような記憶があります。
ある程度できれば満足で、それ以上の級や段などいらない、自由な時間の方が欲しかった。
やめれてよかった、とさえ思っていました。
それが、自分が親になると、自分の親と同じように、子供を書道に通わせたんです。
子供には、上手な字になって欲しい。なんなら極めて欲しいとさえ思っていました。

勝手ですよねぇ〜
子供たち、初めは楽しそうでした。
けれどもそのうち、サボろうとする態度も見せながら、通っていました。
田舎町ですので、どうしても夕方〜夜の習い事には送迎が必要なんです。
わたしも時間のやりくりをしながら、教室への送り迎え。
送り届けられると、子供たちは仕方なく行くしかない。
行く前が、子供にとっては勝負!(笑)
なんだかんだとサボろう、休みたいという態度でいるので、こっちはイライラする時間でした。

子供の頃のあたしも、こんなだったのかな?
子供を送って、家に一旦帰り、ホッとひと息。けれどまた、1時間もしないうちに迎えに行かなければ。
家事、片付け、バタバタした後は、テレビを見たりで、お迎えの時間を見計らっている。
全然落ち着かないこの時間、もったいないなぁ。
有意地に過ごすことできないかなぁ・・・
そんなことを思っていました。
実は、わたしはまだきれいな字になりたかった。
子供にきれいな字が書けるようにと願うのは、自分もきれいな時が書きたいと思っていたから。
中途半端で辞めたこと、少し後悔していた。
納得する字を書きたかった。
わたし、字って、ずっと同じではないと思うんです。
人間と同じで、変わっていく。変化する。
どんどん変な癖がついて、おかしい字になっていると、自分自身感じていました。
自分の字を見てガッカリしていました。
書道習っていたはずなのに、中途半端で辞めたことが、字に表れている。
ああ書きたい、こう書いてみたいと、取り入れるけど上手く書けなくて、自分の字がどれなのか彷徨っている。
中途半端な字。わたしそっくりな字〜
わたしを映した字。
直したかった。
誰でも習い直せる書道のいいところ
変えたい。きれいな字になりたい。
今なら、習える。
マジメに通える!
ていうか、習いたい!上手くなりたい!
子供たちのやる気のなさとは裏腹に、わたしがやる気になりました。
一緒に通うことにしました〜!!!!
嬉しかったです。
子供たちも喜んでくれましたが、それも最初のうちだけです(笑)強制的に、やる気満々の母と通うんですから。
サボりたいというセリフは吐けなくなりましたよね。
わたしは楽しかった。
辞めてしまった後悔
マジメに取り組まなかった後悔
自分の字を育てられなかった後悔
今気づいて、取り返せるなら、頑張りたい。
そんなチャンスをもらえたこと。そのことも嬉しかった。
子供たちと一緒に、先生に挨拶するところから始まり、一生懸命書いて、添削してもらうために列に並ぶ。
新鮮でした。
書道は自分との戦い
ただきれいに書くために紙に向かい、筆を動かす。
書道って目が離せないんです。
並べたお手本と、自分の筆先、書いた線、これから進もうとする線、半紙全体の余白、全集中なんです。
書道は戦い。
自分との戦いなんです。
自分と向き合い、半紙に向かう。
書けない自分に、イライラもする。
誰も助けてはくれない。
自分でさえ納得できる作品は、なかなかできない。
けれども自分で解決していくしかない。
自分で見つけるしかない。
納得できない中でも、その中でも、いいと思えるものを、先生に添削をお願いしに行く。
そこでコテンパンにオレンジ色の墨で添削されると、ガッカリと恥ずかしさと疲れと・・・納得と。
そしてまた半紙に向かう。
寡黙に、半紙の上の筆をどう動かそうかと戦略も考えている。
頭も使っているんです。
書けない自分は、自分との戦いに負けている。それでも果敢に向かっていく自分。
かっこいいじゃないですか〜
お手本見ながら書く!誰でも始められる
自宅で、自分でお手本見ながら、真似て書けばいいんです。
週1回約1時間。教室に通えばこのくらいですが、自分のペースでいいと思います。
こういう時間が持てることが、いい経験になると思います。
道具は、基本的な書道セットだと、お手本があれば、できます。
墨の扱いにさえ注意すれば、自宅で独学ででも、できます。
基本、お手本を見て、繰り返し繰り返し真似て書く。
教室でも、自宅でも同じ。
教室で、みんなの真剣な雰囲気の中で書くこともいい経験ですが、通うのが無理ならご自宅で自分のペースでいいんです。
教室は、個人でやっている方もいれば、市町村で公民館などを使って開催される教室もあります。
ここで、子供の頃思っていた言葉を思い出してみましょう!
「字を書けばいいだけやろ〜?」

その通りです!この歳なんで、成績なんてありません。楽しく始めてみませんか。
まだまだ自分が集中できることを知る
自分と向き合い、集中して、没頭できる趣味。
凝縮された濃い時間を過ごせます。
自分の集中力に驚きます。
そして、疲れます。
それだけの濃い時間を過ごすことができます。
だらりとテレビを見るだけだった時間が、貴重な時間に変わると思います。
興味がわいた方、気に入った方、ぜひ挑戦してみて欲しいです。
墨は強敵!書道はここに気をつけよう
墨の扱いに注意が必要です。
一度ついた墨は、落ちないと思った方がいいと思います。
なので、墨への対策が必要になってきます。
服装について
汚れてもいい服を着る
・万が一の時を考え、白や薄い色、大事な洋服は避けるべき
・もし教室に通うのなら、後ろから墨が飛んできていたことがありました。
袖口にも注意する
・広く開いているものや垂れるようなものは、思わぬ汚れが付く場合がある
・腕まくりできるものがいい
黒色や濃い色の服が安心
・ボトムスにも気をつけて
部屋について
わたしが子供と通っていた教室は、先生のご自宅の一室でした。
教室専用にされていますが、汚れを心配されてか、ブルーシートが張り巡らされていました。
やはり墨が強敵なんです。
畳や壁紙が汚れたら、ショックですよね。
自宅で書く場合、墨がついてしまって後悔しないように、対策しておくことをオススメします。
わたしの経験では、書いた後、その作品からの思わぬ被害が多かったように思います。
被害パターン①
書いた後の半紙を、机の上に置く・・・墨が半紙に多く乗っかっていると下に染みます
↓
机に染み出た墨は、なかなか乾かず、机上に残っている
↓
机上の墨を知らないうちに触ってしまい、その手で作品や衣類を汚している
被害パターン②
薄い半紙はひらひらとしていて、舞いやすい
↓
壁際で書いていた際、壁に当たってしまい壁紙を汚してしまった
被害パターン③
何枚も何枚も書いているうちに置くスペースがなくなる
↓
作品をずらしたり、重ねたりして、手を汚してしまう
↓
その手で作品や衣類を汚している

しつこいようですが、墨汚れは手強いので、ついつい言ってしまいます。
部屋や物、洋服に墨が付着してしまうと、落とすのが大変。洋服に関してはきれいに落ちたことはありません。
墨の被害は、せっかく書いた作品に及ぶことも。
書くスペースと、作品を広げて置けるスペース。
余裕を持って準備しておくこと、おすすめします。

作品を置く場所には、新聞紙を広げておくといいです。新聞紙に墨がついても、乾くと逆戻りしません。汚れたら捨てやすいのもいいですね。
お部屋についてですが、和室でも洋室でもどちらでもいいと思います。
わたしは椅子に座ってする教室も、畳に正座の教室もどちらも経験があります。
ご自分の書きやすい方でいいと思います。
正座は、慣れていないとしんどいですもんね。
足が痺れて、究極に痺れて、感覚が全くなくなって、もう笑ってしまうくらいに動けなくなります。

教室で、それでも立ちあがろうとして、ひっくり返りそうになりました(笑)←笑えない!足の感覚がない時に立ち上がるのは危険です!ケガに繋がる恐れがあるので気をつけてください。
道具について
道具は、普通のものでいいと思います。
高級すぎるものは必要ないですが、筆のせいにしたくなるほど上手く書けない時には、筆を変えたりもしました。
ちなみに、わたしが先生に勧められて使っていた筆は、1,000円程度のものでした。
教室に通っていた時、好きなカバンに(使い古した汚れてもいいものです)すずりや下敷きなど使うものをまとめて入れて、持参していました。
特別なセットなどではなく、子供たちが学校で購入し残していたものから集めた、単品の寄せ集めです。
定期的に購入するものは、消耗品の筆、墨汁、半紙、ですね。
その他のものは、何年経とうと同じ物を使っていました。
筆は、長持ちさせるため、毎回お手入れが必要です。
筆のため、作品のためにも、毎回洗うことをおすすめします。
筆は使用後、水で洗って乾かします。
洗う際、水を流す方向は、毛の向きと同じです。上から下へ水を流して墨を落としていきます。
墨が流れていきます。
決して毛を逆立てたり、力まかせに洗わない。水の流れで墨を流していく感じです。
流れ出る墨の色が、薄くなっていくので、透明に近づいたら終了です。
最後は筆の形を整えてください。
手で筆を絞ったりせず、指先で軽く摘んで水を落とすだけ。
新品の状態わかりますか?先がきれいにまとまった形。その形に整える。
筆は立てた状態に吊るして、水を切ります。
きれいにまとまった毛は、吊るされることでその形のまま、乾燥していきます。

洗う際も、汚さないように注意してくださいね。どこで洗うかも重要ですよね!墨汚れが落ちるところ、汚れてもいいところなど、検討してくださいね。
自分で揃えられない方のために、すぐに始められるセットを紹介します。
最後に
わたしは、書道を習い直してよかったなと、思っています。
簡単に始められて、すごい集中力で書き進める。負けて負けて負け倒す。
けれども、うまく書けた時には、すごく嬉しい。
そんな時間が、とても貴重だと知りました。
字を書くこと、好きです。
書けてよかったし、老眼でまっすぐ書けなくても、字は自分で書いていたい。
自分を映すものですから。
ずっと続けられる趣味だと思います。
