長年勤めていると、人の入れ替わりがあって、知り合いも増える職場。
しんどいこともあったけど、協力し合ったり助けあったりするのも、人。
落ち着いた人間関係は、そのまま続くものだと思っていました。
気づけば、職場の居心地が悪かった。
少しずつ少しずつ変わっていた職場環境。
長く一緒に働いてきた人も、変わっていた。
思いもしない出来事の連続でした。
何もかも、あの頃のままじゃない。同じ職場の友が変わる要因は3つ
50歳近くになりわかったことがあります。
ずっと同じものって、なかなかないですよね。
時代も変わるし、会社の組織、ルール、手順などもどんどん変化します。それに対応するのに、昭和世代は大変です。
昔はこうだったぁ〜なんて言っている場合じゃないですよね!変わる時代に付いていくのに必死です
新しいものを覚えたり、スキルアップしたり。
どれだけ柔軟に、早く、正確に、変化に付いていけるか。
新しい環境に置かれて、人の本性が現れることもありますが、当然の変化なんです。必然の変化なんです。
笑い合った仲間も、旅行に行った同僚も、乾杯した上司も、指導したあの子も、同期のあの人も。そして、きっと自分自身も。
環境に合わせて、人は変わっていく。
悲しいけれど、友も変わる。
職場で見た、人が変わる3つの要因を出してみました。
①人同士の影響
輪が小さくても大きくても、どんな環境であっても、結局は人同士。
ひとりでは成り立たない。擦れ合って、影響しあって、攻めたり守ったり。それで人は変わっていく。
自分優先の人がいます。明るく人懐っこい人がいます。悪口ばかり言う人がいます。陥れようとする人がいます。サボる人がいます。残業したがる人がいます。群れたがる人がいます。羨ましがる人がいます。地位にうるさい人がいます。出世したがる人がいます。お金を欲しがる人がいます。ウソをつく人がいます。笑顔の人がいます。人を操る人がいます。仲良しのフリをする人がいます。みんなでと言う人がいます。スパイがいます。前に出たがる人がいます。影に隠れる人がいます。何も見ようとしない人がいます。嫌われる人がいます。声の大きい人がいます。ズルをする人がいます。上司と仲良しの人がいます。おとなしい人がいます。
そんな人に心当たりありませんか?
周りにいるこんな人を相手に、みんな自分を変えていく必要があるんです。
②誰かの得のために、誰かが損をする状況
誰かが、誰かを守るために、不利益なことを他者に回す。生贄として捧げられる。あの人の出世のために、他者がやらなければならないことがある。誰かを褒めるために、比べる誰かを設定しなければならない。出来ない人の代わりに、やらされる。誰かの得のために、誰かが損する。
職場では、まぁまぁあることですが、こういうことを当たり前のように遂行する上司がいる場合、その職場の人間関係は、最悪です。
③自分自身の変化
人は、偉くなっても変わります。
落ちぶれても、変わります。
表面的なことと思われるかもしれませんが、内面や考え方、どこか変わっていませんか。
同僚との差を感じて、考え方や態度を変えた人がまわりにいませんか?
年齢でも変わります。体力的にも、精神的にも弱くなることがあります。
若い人たちに敵わない。どうしてもできない事がある。
諦めたり、焦ったり。そんな変化ないですか。
原因はひとつじゃない
①人同士の影響
②誰かの得のために、誰かが損をする状況
③自分自身の変化
これらの要因は、絡み合って、相互作用しながら影響を与えてきます。
職場で、居心地が悪いと感じたら、周りにそんな人がいないかきちんとみて下さい。
早く対処しなければ手遅れになります。
相手がどんな気持ちだろうが、受ける側が嫌だと思うことは、嫌なんです。
人それぞれある、これが嫌、これは対処できないってこと。
わたしは、嘘と無視かな。
そういう状況に置かれたら、嫌だし、つらい。
つらいのに。わたしは愛想笑いして、その場に居続けていた経験があります。
この状態は、自分自身異常なんです。
だって、回り回って、そんな自分のことが、いちばん嫌いになるんですから。
自問自答します。
楽しくない。笑えていない。わたしは、こんな人間だったのかな。
呼吸さえできなくなりました。
自分をがっかりさせないこと
どんな自分でも、弱くても、わたしはわたしにがっかりはしたくない。
間違いはある。悪い部分が出てくることもある。
完璧なんてないから。その都度修正したらいいんです。
わたしは、決していい人間ではありません。
ただ、自分が傷ついても、誰かを傷つけたりはしない。
自分の譲れないところは守ってください。
周りが変わっていっても、被害を受けても、自分は堕ちないでください。
みんな、いろんな影響から変わっていくんです。一時的でも、性根からでも。人それぞれです。
自分は、自分でいましょう。
きれいなものを見て、おいしいものを食べて、これから一緒に笑う人生を楽しみましょ!