母は、わたしの言うことを聞きません。
どうしてなんでしょう。
自分に自信があるのか?
指示されるのかイヤなのか?
間違いを指摘されるのがイヤなのか?
自分を変えることがイヤなのか?
できないのか?
批判に聞こえるのか?
わたしの言い方が悪いのか?
自分の方が正しいと思うのか?
アホなのか?

あ、口が悪かった。ごめんなさい。
でも、きっと、たぶん、どれも当てはまる。
そんなことはない?何も考えていないのでは?
それはそれで、怖いですね・・・(^_^;)
ひょんなことで、「テレビで言ってた」「こうするのがいいみたい」と言って、変えることもあります。
信用するのは、テレビの情報。
たまにはお友達の話も聞き入れたりします。
母にとって、有益な情報なら。
きったない話、お金に関することが多いかなぁ〜
余計なことを耳に入れると、興味津々でわたしに聞いてきます。
「〇〇さん、お金が出たらしんよ。市役所で聞いてみたら?って言われた」そんなこと。
いやいや、それは年金暮らしで生活が厳しい人に出た補助金やろ?
あんたは、扶養してもらって、何のお金も払ってないやん。
もらえるわけないやろ・・・。

うちがもらいたいくらいやわ。
もし、もらえるとしても、その権利は、あたしにあるはず。
生活全般みているのは、こっち。
母は何も払っていない。
ひとり扶養するのに、どんだけかかってると思っているのか。
母はたぶん、「自分はそんなに負担になってない」と思っているんです。
娘の日常生活に、ちょっと乗っかってるだけ。
ご飯は、分けてもらっている
洗濯は、一緒に回している
家族にちょっと混ぜてもらっている
わざわざお世話されていない
手間をかけられていない
そう思っている。
だから、わたしへの感謝みたいなもの、ない。
ただ、邪魔にならないようにはしてるっぽい。それは感じます。
要は、なにもしない。
それの言い訳が「あんたのやり方があるやろ」とか「わたしが邪魔みたいやな」とか。
やりたくないなら、そう言ってくれる方が優しさやのに、わざわざこっちに責任押し付けてくる。
自分が弱いものになって、自分に都合のいい理由を当てはめようとする。
母は、悪者になりたくない。
母にとって、娘のわたしは鬼のようらしいです。
だけど、鬼と一緒にいると外敵からも守られて、ご飯にもありつけるから、怯えたフリして実はニヤニヤして生きている。
悪者は、娘という設定。
わかります。数年に一度くらいはケンカっぽくなって、その時に本音が出るから。
「あんたは偉そうや」
すごい顔で言われました。
実の母親から。
自分のために、娘を悪者に仕立て上げることができるのが、うちのオカンです。
あたしはもう、親はいらないんです。
心に根付いている、小さな良心。それに従って一緒にいる。
母は今まで何度か、出ていくと言ってわたしの家を出ていったことがあります。
わたしたち兄弟は「大丈夫かな」「死んだりしないかな?」心配しました。
だけど、どう考えても、オカンが悪い。それが兄弟の共通認識で、また「絶対、死なない、オカンは」そう確信していました。
自分からどうのこうのするような人じゃない。
ただ、謝ってほしいだけ。
自分が正しいと言ってほしいだけ。
持ち上げてほしいだけ。
結局1〜2時間でノコノコと帰ってきて「あんたらが悪い」と言わんばかりに泣いたりして、わたしたちが謝って終わります。
母は納得したかのようで、「わかったな」と言い放って自室に戻ります。
こんな母親ほんとにいらない。
情けない、一人で生きていけない人。
ずるい、一人で生きようとしない人。
母は、自分がどんな母親なのか、考えたことあるのだろうか。
こういう母親になりたいとか、何か想いがあったのだろうか。
人の話を聞き入れられる、可愛げのある人だったなら、もっといい人生が歩めただろうに。
ま、そんなことは母にとってはどうでもいいこと。
だってわたしの言うことは聞かないから。