わたしは、自分のことなのに、よくわからないところがあります。
なんで!?と、驚く方もいると思います。自分のことでしょ!?と驚きますよね。
自分のことなので、わかってるんだろうけど・・・
自分はこういう人間です。と、断言できないんです。いろんな場面のいろんな自分が思い出されて、ひとつに絞れないんです。
それが、わたし。
自分というものを表現する事柄の、代表選手が出てこない。
これは、言葉の語彙力が足りていないのか、理解力が乏しいのか、伝えること自体が苦手なのか。
でも、いろんな自分を簡単に言うのって、難しくないですか?
人が言う「あなたってこういう人ね」
このセリフに、なるほど!と思う時があります。
その人が教えてくれる自分の発見に、そうそう!と嬉しくもなります。
人が言う「あなたってこういう人ね」
このセリフが、刃物のように痛い時があります。
たいてい、嫌味が言いたくて刺している。
そんな、刺すように言う「あなたってこういう人ね」これは聞かない方がいい。
聞きたくなくても言ってくる。なら、信じなければいいです。
みんな、ひととおりじゃないから。
いろんなことを分析している人がいます。
説明下手な私は、目の前にいる人に対して思うことはあっても、分析まではしていません。
こういう人はこうだから、こういうところがあるから、こう!とかって必要ないじゃないですか?笑
分析しがちな人は、日々データを集めていき、自分の研究を突き詰めているようです。
研究しているみたい。
そうして得た情報(結果)は、話したくなるんですよね。
研究年数が長くなると、その解説はどんどん複雑になり長い!
普段の会話に混ぜてこられると、聞く方は「もういいわ・・・」ってなります。
楽しい会話ができない。
いつも聞かされる人たちは、次第にその人と距離を置きだします。
本人は、自分の会話にクセがあることに気づきません。
いつまでも、長年の分析結果を披露する場所を求めている。
話したくてたまらないって感じがうかがえます。
気づけば、聞いてくれる友達はいなくなってる。
自分の非は認めない分析好き。
離れていった人たちの分析が始まります。
もちろん、批判しかない分析。
分析結果は、誰かに聞いてもらいたい。
イライラも加わって、聞いてくれそうな誰かを探す顔は、鬼のよう。
離れた所からそんな鬼を見ているわたしたち。
「自分に来ませんように」
「また始まった」
元々は、友達だったのに。
あったはずの楽しい思い出は語られることなく、批判ばかりが出てくる。
聞かされる方はゾッとします。
自分は、正しいと思っているんでしょう。
自分以外は、出来が悪いと思っているんでしょう。
だけどね、そんなあなたは、全然たいしたことないから。
自分の周りからどんどん人がいなくなることに
なぜ気づかない?
あなたは今どこにいるんですか?
日頃の顔つきさえ、悪くなっていました。
分析結果を、悪いことばかり説く人は、批判好きと思われます。
なぜ批判するのか?
批判することで、自分が正しいと確認したいだけなのかもしれません。
わたしは分析もしないから、そんなデータも持っていません。だから分析されるのも苦手です。
「あなたこうでしょ」と、わかった風なことを言われても、それが当たっているのか違っているのかわかりません。
そうかもしれないけど、それだけじゃないよなぁ〜と、聞いています。
でもある時、思ったんです。
その人から見たわたしはそうなんだって。
この人からそう思われてる。この人は、わたしをそう見てる。
そこが興味深い。だから肯定も否定もしない。
そう思われていることは、事実です。
あなたの本音が聞けて嬉しいです!
そうじゃないですか?ありますよね?ふとした時の何気ない言葉で、相手の思いを知ってしまう。
そのほとんどがショックなことだったり、落ち込むような内容だったり。
誇らしげに語られる分析結果が、当たってようが違ってようが、どうでもいいんです。
ありがたい分析結果だろうが、その人の意見なんです。
相手の思いを知っただけ。
その人が思うようなわたしではないし、
他人に決めつけられた印象だけで自分は形成されていない。
それが全てじゃない。
そこまでわかっていてくれたら、きっとまだお友達だったと思います。
きっと、遠回しに悪口言いたかっただけ。
気に入らないことをぶつけたかっただけ。
聞いてあげればいいんです。
ただ、それだけでいいんです。
あなたは何も傷つく必要はない!
あまりにもひどいこと言われて、どうしようもなく悲しくなったら。
泣きたくなったら。
深い傷を負わされる前に、離れることをおすすめします。