2025年4月19日
女性の低体重や低栄養が招く健康障害を新たな疾患として位置付ける方針が発表された。という新聞記事を読みました。
「メタボリック症候群」とは真逆の「低体重」。
これから、診断基準を定め、食事や運動による治療や予防法の確立を目指すそうです。
新たな疾患の名称は「女性の低体重・低栄養症候群(FUS)」。
該当する症状は以下の通りです
- 骨密度の低下や骨粗しょう症
- 月経周期の異常
- 貧血
- 筋肉量や筋力の低下
- 倦怠感や睡眠障害
- 集中力の低下
- 肌質や髪質の低下
など。
対象は18歳から閉経前までの女性。
国民健康・栄養調査によると、
日本で体格指数(BMI)18.5未満の低体重の女性の数は
20歳代で24.4%!
なんと5人に1人が低体重なんです。
これは先進国の中でも特に割合が高いそうです。
痩せすぎの女性が増えている背景には、SNSなどを通じて「痩せていることが美しい」という価値観が浸透しているからではないか。
また、痩せたい願望は若年化していて、
小学1年生では35%、小学6年生では半数以上の児童が「痩せたい」と答えるそうです。
低体重や栄養不足は、骨量の低下や月経異常など、女性のさまざまな健康障害と関連していることがわかってきています。
これからを生きる子供たち、若い人たちの健康を守るためにも、この警鐘はいいことだと思います。
わたしは、痩せたい気持ちもわかるんです。ありますから。
痩せればいい、そんな感じでもあります。
体が軽いと嬉しくて、重いと気分が滅入ります。
わたしは、肥満児でした。
子供の頃めちゃくちゃ太っていて、昼休みには体育館を走らされていました(今じゃそんなのないですよね)
まぁ〜好きなだけ食べて、まんまる体型でしたよ。
たまたま入った運動部で、気がつけば15キロほど痩せていました。
それからダイエットに目覚めたんです。
戻りたくない一心でがんばり、維持するために
365日24時間ずっとダイエットしていると言っても過言ではないです。

死ぬまで気にしていると思います。
痩せ願望が生まれるのは、テレビやSNSで目にするのが痩せている人が多いからですよね。
そこが変えわるのはないですよね。
「痩せていることが美しい」これは、勘違いかもしれませんが、女性の中に深く根付いてしまった価値観ですよね。
健康が第一です。
これから、どんな診断基準で食事や運動による治療や予防法ができるのか、わたしも楽しみにしたいと思います。