毎日とん聞

4/14 いま増え続けるネットのひぼう中傷

2025年4月14日

ネットにあふれる誹謗中傷の特集「あさいち」を見ました。

ネットの誹謗中傷で長い間つらい思いをされた、タレントの堀ちえみさんが出演されていました。

流れるたくさんの涙に、どんなにつらかったんだろうと想像するのは、簡単なことでした。

がんになってつらいのに、がんになったことで受ける誹謗中傷。

ネットに書き込まれる、自分や家族に対する攻撃的な言葉。

書き込みの中には、身の危険を感じるような書き込みもあったそうです。
知らない人、顔が見えない人からの、攻撃。平穏な日常生活など送れなくなります。

なぜ今、攻撃的な誹謗中傷が増えるのか。

書き込む人は、誹謗中傷をしているという感覚がないそうです。

相手が悪い、自分は正しい。そう思っている場合が多いそうです。

相手が悪いんだから、言っているだけ。批判しているだけ。自分は間違っていない。
悪気なく発信している人がほとんどだそうです。

悪い人の批判をしているという、正義感でやってしまう誹謗中傷。

ただ、それは「個の正義感」であると理解するべきだそうです。

SNSは投稿するハードルが低い。
誰もが発信できる。世界に、すぐに。

読み返したり、考え直したりする間もなく、自分の思いを発信できる。

投稿前に一旦思いとどまりることを、おすすめしていました。

その先に、傷つく人間がいることを忘れない。
読み返し、考えなおすこと。

基本的に、面と向かって言えないことは、ネットに書き込まない。

堀ちえみさんが、最後に大切なことを教えてくれました。

「たたかれている自分を責めないで」と。

本当ですね。

堀さんは、誹謗中傷が始まってから、情報開示請求や裁判、投稿者の特定、逮捕までに6年以上の歳月がかかったそうです。

その間ずっとひどい言葉にさらされていたんです。長いです。

そして、犯人が逮捕されたからと言って、言われた言葉が消えるわけではありません。

自分の中に、永遠に残るんです。

いつまでも苦しめるんです。そういう言葉は。

堀さんのこれから、いい思い出、いい言葉で満たされますように。

わたしも、発信する前に立ち止まらなくては、ですね。

今は、読み返して書き直すしてばかりなので、大丈夫そうです。

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