あたしのいろいろ

【50代からの終活】断捨離|不要なものを捨てられる。物への執着を切り離す5項目チェック

自分の荷物とは

人それぞれ考えるところであり、背負っているものもあると思います。

人間関係だったり、いろんな役割だったり、なんとなくやっている事だったり・・・

そういった目に見えないものも、自分の背負っている荷物と例えることもありますよね。

今回はまず、目に見えるもの、物品の整理からすることにしました。

不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」

これを断捨離というそうです。

「断捨離だぁ!」と勢いよく決心しましたが、意味はなんや?と思い、調べてみました。

ふむふむ・・・なるほど。言い始めた(命名された)方のお名前も知ることができました。

余談ですが・・・わたしが持っている国語辞典(第十版2005年のもの)には、断捨離という言葉は載っていなかったです。確かに!昔から聞く言葉だはなかったですよね。

しかしこの断捨離、決して人のものを勝手に捨てていいわけではありません。(家族間でもトラブルになるそうです。離婚に発展することもあったとか。)

あくまで自分の持ち物で。共有物は相談して。できる範囲で無理なく行ってくださいね。

やると決めたからには、捨てて後悔しないための選別。これも大切です。

わたしは、迷いまくって時間がかかりました。

迷う中で、わたしが物への執着から離れるために、基準とした5項目をお話します。

断捨離の基準

全て断捨離実行中に「これは保管はもうだめだ・・・」と思って、捨てるきっかけにしたことばかりです。

1 汚れ、保存後の劣化がないか

2 何年前に使ったか(見たか)

3 収納できる場所とその価値を考える

4 見て、触って、ココロ踊った?

5 これからさらに歳を取って整理できるものか

細かく説明していきますね。

1 汚れ、保存後の劣化がないか

これは、大事にとっておいたはずなのに、その原型をとどめていないものが該当しますね。

久しぶりに見ると、びっくりするものがあります。

例として、インクが薄くなって読めない、シミが浮き出ている(こんなのなかったのに!)、合皮がハゲてる、触ると生地がボロボロとめくれる、埃を落とす気にならない(きれいになる気がしない)、匂いがする、入れていた箱が無惨(中身はレスキューできる場合もあり)、小さい虫を発見した(なんなんですかね、あれ)

大事に、思い出として、取っておいたもののはずがそんな状態・・・もちろんショックです。

しかーし!!!そもそもそんな状態になるまで、ただ保管していただけというのが現実です。

この瞬間、

捨てる勇気をいただけた

さらなる劣化を防ぐチャンスをいただいた

このどちらかだと思います。

自分のココロの傾いた方へ、行動してください。

2 何年前に使ったか(見たか)

果たしてこれはいつのもの?

高い買い物だったから・・・捨てられなかった。いただきもの。大事にして使わなかった。紙袋っていつか使うもんねぇ〜。思い出があって捨てられない。これ他にも使い道ありそう。いつか使うと思った。

そのいつかは・・・来ましたか?

そのいつかを想像してから、どれくらい経ちました?

この場合の選別は、揺らぎまくりです。

”1年使わなかったものは捨てる”という意見も聞きますが、わたしは3年くらいを基準にしています。

1年だと決断しきれない(笑)それが自分でわかるからです。

3 収納できる場所とその価値を考える

物を持つには、それを置いておくスペースが必要です。必ずです。

日常ではなかなか実感が湧かないかもですが・・・場所にもお金がかかっています。

賃貸なら、物を置きっぱなしにしているそのスペースにも、家賃が発生していると想像しやすいですかね。

そしてこれは、大きい物に適しているように見えて、実は小さいものの大集合にも適しています。

例えば年賀状。

取っているという人はたくさんいらっしゃると思いますが、どうでしょう?実はわたしは昨年整理するまで、全て取っていたんです。小学生のころからのもありました。

ケースを買って1枚1枚入れ、そのケースを入れる棚を購入していました。たまった年賀状はけっこうな幅を占領していました。

1年に1度の挨拶状にお金をかけ、収納にもお金をかけ、収納スペースも確保し・・・その年賀状、いつ見返しますか?

「スペース=お金」と考えて、保管しておく価値があるのか考えます。

お金を払ってまで持ち続けるものなのか、それも基準にしています。

4 見て、触って、ココロ踊った?

久しぶりに見る、大切なものたち。自分の記憶したままでしたか?

経年劣化という現象があります。何年も経つと品質などが低下していることだそうです。

洋服など、いくらそこそこの金額を出したと言っても、保管状況によってはシミや色褪せなど発生している場合があります。

そして何より、流行っていないなど・・・。

あんなに好きだったものでも、今見てココロがワクワクしなかったら、決断の時です。

思い出にココロが満たされたなら、なお大事に保管することも、もちろんありです。

5 これからさらに歳を取って整理できるものか

この歳になって思うのかもしれません。

これから先、誰がこの物たちを整理、片付けしてくれるんだろうか・・・

それは、自分しかいないのです。

母が後期高齢者になり、足腰が弱く、注意力もなくなってきていて思います。

わたし自身、今できることが、ずっとできるわけではないと。

母は、わたしと同居しているので、出来なくても知らん顔ができます。

誰かがやってくれる、頼めばやってもらえると甘えられますが、わたしはそうはいきません。

自分で自分のことはしたいと思っていますし、将来そうするしかない状況かも。

先のことはわからないんです。だからできるうちに、なるべく物を少なくしておこうと思いました。

これから先、力もなくなる、高いところに手が届かない、動作のスピードが遅い、反射神経鈍い、出来なくなることが増えていくんです。

老後やることをため込むより、少しずつ今、思い出に浸りながらの片付けがおすすめです。

ちなみに、整理整頓された部屋では、転んでケガをするリスクも減るそうです。

やはり今から準備するのがよさそうですね。

ちょこちょこ断捨離が日々の暮らしを楽にする

わたしは、物をため込む方だったと思います。

なんでも飾って見せたり、捨てられなかったり、いつか使うかも・・・と、

どんどん物を増やしていました。

一応、増やすだけではなく、半期に一度の大掃除もやっていて、その都度捨てているものはたくさんありました。

不必要と判断したものは捨てていましたが、なぜその行為が半期に一度もくるのか、不思議でありませんでした。毎回捨てたことの爽快感もちゃんと実感していました。たまりません。

きれいになったぁ〜〜〜

スッキリしたぁ〜〜〜〜〜

なのに、半年後に同じことをまたやっているんです。

物を捨てる行為って・・・かなりの時間と体力がいるんです。

時間をかけての分別に、指定のゴミ袋。ゴミ袋も無料ではありません。

不用品を集めた後、それは必ずゴミ集積場まで持って行かなければならない。

しかも、収集日の朝に早起きして、メイクもままならないまま人目を避けて何往復も!

お、重い・・・。

ここまでしてやっと、やっと、終わったぁ〜ってなります。

もうくたくたです。

これからは物に執着せず、身軽で快適な生活を目指して、日々断捨離していきたいと思います。

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