明るく老後へ

親友との夢。中学生の頃に交わした何気ない会話が、明るい老後へ導いてくれる。

子供の頃、疑問に持ったことを身近な人に聞くと、かわいいね〜えらいねぇ〜って褒められた。

褒められること、嬉しかったなぁ。

幼稚園や小学校に通い出した頃、よく「せんせぇ〜い!」って大声出して呼び止めて質問攻め。

先生に聞いちゃう、かわいい頃ってありましたよね。

学年が上がっていくと、話すのは友達が主になっていきます。

先生になんて聞かない(笑)。

友達に疑問をぶつけると、一緒に考えてくれた。

悩みも相談も受け止めてくれて、あ〜でもないこ〜でもないと、いろんなことを話した。

友達との会話は楽しくて。会話も世界もどんどん広がり、お腹が痛くなるほど笑ったなぁ。

お互いに疑問に思ったこと、ちゃんと話し合えた。

個人的な意見ですけど、疑問を口にすることは、プラスでしかなかった。

あの頃出会った友達は本当に素晴らしい。

あんな楽しい時間を共有しあえて、今でも思い出せる、大笑いしたこと。

わたしが強くいられるのは、その思い出のおかげ。

今でも心に親友がいる。住むところは遠くても、一緒に過ごした時間は短くても、わたしの人生を楽しくしてくれた出会いは宝物。

どんなに歳をとっても、わたしには楽しみがある。

中学生の頃大笑して、こんな時間がずっと続くといいなと、心から思った。

こうやって笑っていたいと思った。

つい、口にした。「縁側でお茶飲みながら、笑ってるおばあちゃんになろうな!」

親友も「そやな!なろうな!」って言ってくれた。

すごく嬉しかった。

あの頃描いた縁側のおばあちゃんに、わたしはなりたい。

その日を迎える楽しみがある。

「あの時の夢、叶ったなぁ〜」って笑って言う。

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